機織り職人 影山秀雄さん

2011 年 5 月 14 日

"海外に挑戦したい"と考えている職人さんはどれくらいいるのかな?と気になる
そんな今日この頃です。

ところで‥。

永六輔著「職人」(岩波新書)では、藍について

「(…略)藍、減藍、藍鼠、濃藍、鉄藍、(…中略)
……とまァ、藍というにも、これだけ種類がございまして、ハイ。
これがまた、職人によって一人ずつ感じ方が違うので、そこが大変です」

とあります。

色の微妙な違いを幾種類もの漢字で表す日本人の感性は、技術面と同じようにこれからも海外で高い評価を受けていくことになるのでしょうか。

そんなこんなで、今回の職人さんは

機織り職人 影山秀雄さん

基本の色は濃紺とし、その中に浅葱や花色を細く配して、生成り色の細い絣縞を不規則な間隔で入れました。二十代の頃に思いついたお気に入りの縞です。
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濃さの違う複数の藍が織り成す世界に、生成り色がすーっと1本入るだけで、動きのあるものに変わるものですね。

これもまた、見る人によって感じ方は違うのでしょうか。

それにしても、

(…略)この糸が中国製の紬糸でした。そして現在では、私たちが手に入れる事の出来る紬糸のほとんどは中国製のものになってしまいました。

と。
そしてまた以下のように、

(…略)原材料のほとんどを外国に頼らなければなりません。大量生産の品物は仕方が無いとしても、できることなら私のような手織物の素材としての絹糸は“国産品”を使いたいと願っている今日この頃です。
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そうですね。

"キカイ"で大量につくる製品と、
"ヒトノテ"によってつくるものと。

それぞれが棲み分ける境界線や意味は必ずあるのではないかと思います。

しかし、現在直面していることとして、原料・素材の入手の困難さやそれらの品質の問題が挙げられます。このことに関してはおそらく、さまざまな分野の職人さん達が同じように頭を悩ませていることでしょう。

先人達の研究や経験によって伝承されてきた技術があっても‥。

なんとかならないものでしょうか。

機織り職人 影山秀雄さんのブログ → 「機織り職人の仕事場から…」
機織り職人 影山秀雄さんのお仕事 → 「手機織処 影山工房」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。

旗職人 今枝旗店三代目さん

2011 年 4 月 14 日

3日前にしたキャッチボールの筋肉痛が今頃‥
そんな今日この頃です。

ところで‥。

居酒屋へ入るときはいつもお決まりの儀式があります。それは、

"のれんをヒョイと片手でめくり、
もう一方の手でガラガラガラっと戸を開ける。
そしてその先に見える店主やなじみのお客さんと、
笑顔を交わしながら挨拶をしてお店に入る"

ということです。

時間にするとほんの数秒のことですが、この瞬間は飲んでいるときと同じくらいワクワクドキドキする時間かもしれません。

でももし、この儀式に"のれん"がなかったら‥

なんだか物足りなく感じるかもしれませんねぇ。
情緒は大切にしたいものです。

そんなこんなで、今回の職人さんは

旗職人 今枝旗店三代目さん

また、昭和の風景が一つ失われてしまいます。
写真は今枝旗店から3分で行ける天池市場です。この天池市場は2011年3月26日をもって閉店してしまいます。(…略)
しかし、元気なお店も天池市場には残っていました!
それは、魚治さんと言う魚屋さんです。
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明日からオープン!商売繁盛して頂きたい!楽しい飲食店ライフを送って頂きたい!
そう思いながら作りました!
こののれんを見たら、ぜひ入っていっぱい飲んでってくださいな!
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今枝旗店三代目さんがご紹介されているのれんを見ていると、ふと思います。

「のれんの数だけ人生がある」
「のれんの数だけ店主の想いがあるんだな」

と。

最近、のれんをくぐる機会はありませんが、居酒屋へ行くときはお酒のほかにのれんを観察することも楽しみの一つに加わりました。

また、"家紋"と聞くと、少々かしこまった場面を想像していましたが、タペストリーとしてちょいとカジュアルっぽく壁に掛けておいてもそれはそれでカッコイイもしれませんね。

なるほど。

家紋入りのれんをご注文頂きました!今回は「揚羽蝶」です

旗職人 今枝旗店三代目さんのブログ → 「旗職人の商売繁盛ブログ」
旗職人 今枝旗店三代目さんのお仕事 → 「今枝旗店」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。

袋物職人 藤井直行さん

2006 年 4 月 12 日

デジタル化が進めば進むほど、アナログを求めたくなるのは、無意識のうちに心がバランスを取ろうとしているからなんだろうか?

ウム…。

わからん。(笑)

そういえば、最近では、

「ものづくりだ」
「手づくりだ」
「和への回帰だ」

と日本の手仕事に興味を持つ人が多くなってきているような気がするんだけど、作り手、売り手側からすると、時代の大きな流れにはなかなか逆らえない部分もあることは確かなような気がする。

だけど、そこは職人さん。

特に今の厳しい時代にガンバッておられる職人さんは、発想が前向きですね。
だから職人さんとお付き合いさせていただくと、いろんな面で本当に勉強になります。

そんなこんなで、今回の職人さんは

袋物職人 藤井直行さん。

(…略)合財袋(合切袋)のキットを作ることを考えています。手作りで袋物を手がけてみたいという静かなブームにお答えしようというわけです。革、布などの表地と裏布、紐通しなどの部分品に、写真入りの説明書をつけます。素材のバリエーションを選択できるようにもします。メールなどで、アドバイスをすることも可能ですから、お役に立ちそうです。 → 全文はこちら

なるほどなるほど。

「モノを持つ喜び」のほかに、なにか別の喜びも感じてもらえればよいわけですね。
ここにも、これからのものづくりのヒントが隠されているようです。

そして、「これはいいな~」と思ったのがコチラ↓の「菖蒲革腰提げ煙草入れ」

(…略)着物をお召しの時、腰下げ煙草入れからデジカメなんて日本人の心をくすぐります。 → 全文はこちら

「煙草入れ」をこのように、まったく別の用途で、そのうえそれを持っているシーンまでをもサラサラっとイメージされるこの職人さんは

タダものでは‥

なさそうです。

袋物職人 藤井直行さんのブログ → 「浅草小島町の袋物職人の通信局」
袋物職人 藤井直行さんのお仕事 → 「名入れ江戸袋物 藤井袋物店」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。