漆塗の伝統工芸士 武田善和さん

2004 年 10 月 15 日

仕事柄、どうしても漆関係の職人さんのHPやブログを見てしまいますが、製作工程では「作品(商品)」の説明をされているものが多いですね。

でも、この職人さんは一味違います。

武田善和さん。

この方のブログはおすすめですよ。

何がって?

いやねっ。
「漆」って聞くとほとんどの人は「かぶれるからイヤだ」「難しいんでしょ」ってなるわけですよ。

だからせっかく漆に興味を持っていても思い切って「やってみよう」とはなかなかならないんですよ。それを、造り手側が押し付けるものではなく、「漆に興味がある人」側に立った解説が、写真とわかりやすい文章でそして注意点も含めて丁寧に書かれています。
拭き漆塗(摺り漆塗)にチャレンジ

さらにっ!

ほとんどの塗料の場合、水分を飛ばすことによって乾き固まるのですが、漆の場合は「適度な水分を吸収しながら」乾きます。だから、漆を乾かすには湿度をある一定の範囲に保ってあげなければなりません。その適度な湿度を保つための入れ物が「風呂」や「室(むろ)」とよばれるものです。何と、この「室」の簡単な作り方まで写真入りで。
室(ムロ)をつくろう!

もういたりつくせりです。
拭き漆なら特別な道具や材料も必要ないですし、気軽に「漆」を体験できますよ。
漆器製作に興味のある人は1度ご覧あれ。

武田善和さんのブログ → 「たけちゃん日記」
武田善和さんのお仕事 → 「観和堂」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。

勇助塗の細野萩月さん

2004 年 10 月 15 日

どもども。
職人探し請負人です。

「職人」が減った減ったと言われている今日この頃。
そんな貴重な職人さんを探しにデジタルな世界の中をぶらぶらと。
これはっ、という職人さんが見つかればこのブログで取り上げてみたいと思います。

では早速、まずはこの方にご登場いただきましょう。

勇助塗の細野萩月さん。 ※勇助塗…【ゆうすけぬり】 高岡漆器

細野さんの職人としてのこだわりは、なんと言っても「下地」にあると言ってよいでしょう。漆器と言えば、蒔絵がどうの、艶がどうのと言われますが、きっちりとした仕事のしてある漆器は実は、

"完成してからでは見えない部分"

にかなりの手間がかけられています。

反対に見えないからこそ「手を抜く」こともできます。

が、細野さんはヘラで何度も下地をつけています。
今の大量生産時代にこのこだわりを持って仕事をしている「生き様」(ともいうべきもの)が職人の証ではないかと考えさせられます。

細野さんにはまたいつか登場していただきましょう。

細野萩月さんのブログ → 「勇助塗職人三代目を追う」
細野萩月さんのお仕事 → 「勇助塗」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。