はさみ職人 田原政夫さん

2011 年 4 月 8 日

髪の毛が伸っび伸び、パッサパサな
そんな今日この頃‥

でしたが、昨日久しぶりに床屋さんで髪を切ってもらいました。
頭が軽くなると気分も軽くなるから不思議です。

ところで‥。

床屋さんに通ってウン十年になりますが、よく考えると、

「切りすぎないでね」

などと、カットされる頭(髪)のことは気にはなっても、そこで使われているはさみのことを気にかけたことは、なかったように思います。

まぁ、いま通っている床屋さんではそんな心配も無用で、完全におまかせで安心して眠っていますが(!?)

そんなこんなで、今回の職人さんは

はさみ職人 田原政夫さん

以下は、「最近のやりとり」と題したブログ記事の抜粋です。

(田原さん)

指かけつきの指穴は、大と小がありますが、
大でよろしかったでしょうか?
また、メガネタイプの指穴に、
ひげタイプの小指かけをつけることもできます。(…略)

(お客様)

鋏届きました。
まだお客さんに使ってないのですが、ハンドルのかんじはいいかんじです。
すごく感動しました!
ただO脚の具合がもう少しふくらんだかんじがいいような気がします。
1週間ほど使ってみての修正は可能ですか?(…略)

(田原さん)

作りながら、もう少しふくらましたほうがいいかな、
とは思ったのですが、ふくらませると角度が変わり、
ヒットポイントのあたりが不自然になるようでしたので、
あえてふくらみを少なくいたしました。(…略)

(お客様)

使ってみると、やはりほんの少し膨らませてもらったほうがいいような気がします。
ヒットポイントが不自然にならないギリギリまでなんとかできるでしょうか?(…略)

こんな感じでまだまだ、まだまだ続きます(^^;

全文をご覧いただければ、田原さんのはさみづくりに対する実直さを感じてもらえるのではないでしょうか。

「最近のやりとり」全文はこちら

理容師でもなんでもない我輩ですが、田原さんのサイトを見ていると、

「ふむふむ、なるほどなるほど」

と、なんだか

"違いがわかる男"

になったような気になりました(^^

こんなツイートも発見。

「いいものができた!なんていうのは、職人のマスターベーション。いい悪いは使う人がきめること。」

これまた、なるほど。

はさみ職人 田原政夫さんのブログ → 「工房主のブログ」
はさみ職人 田原政夫さんのお仕事 → 「日本でいちばん小さなはさみや はさみ工房」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。

めがね職人 Kさん&Mさん

2008 年 8 月 10 日

我輩は昔から、一目惚れしたときや使ってみて

「これいいな!」

と気に入ったものは、何度でも買ってしまう、どちらかというと時代の流行りにうまく乗れないタイプなのです。

革靴・フィルムカメラ・ベルト・サンダル・Tシャツ・ボールペン・ケータイ・車・ベビースターラーメン(ん、違うか?)などなど、まったく同じもの(か微妙にグレードの違うもの)を同時にまたは繰り返し購入しているので、同じものかどうかなど我輩以外の人が気づくことはほとんどありません。

TVCMで新製品のお菓子が宣伝されるたびに反応しているカミさんにはとても考えられない部類の人間のようです。笑

こんな我輩でも、新品が欲しいがためにすでに生産終了しているPDA(電子手帳みたいなもの)を探しに県内はもちろん隣の県まで探しに行った時は、さすがにこの性格がいやになりましたけれど…。(でも見つけました。笑)

そんなこんなで、今回の職人さんは

めがね職人 Kさん&さん。

昔、たまたま、あるいは、熟慮の末に選んで購入し、長い年月、それを愛用しているうちに、ますます愛着がわいてきて、もうそれでないと他のものはいやだ、、というような、お気に入りのものって、ありますよね。洋服でも、靴でも、カバンでも、、もちろん、メガネだってそうです。 → 全文はこちら

なるほど。
愛着なんですよねー。
そう、愛!

ただ困ったことに、視力がある程度安定してくるとフレームの購入頻度が減り、必要になる頃には同じようなフレームはなかなか手に入りません。

ある程度定番の形のフレームもありますが、私の場合、左右の瞳孔間の距離が狭いので、デザイン云々以前にサイズ的に選択肢が限られてしまうのです。今愛用しているのは『eight G』というブランドのナイロール(レンズ下側の枠がないものです)なのですが、同じようなデザインで近いサイズのものがなかなか見つけられずにいます。

壊れる前に探さねば…。
懲りない?

メガネに関していえば、そんな時は、どうか一度ご相談ください。もちろん修理できる場合もありますし、古いレンズを生かして同じようなタイプのものを作ることも可能です。全く同じものというわけにはいきませんが、同じイメージに近づけることは可能です。古いものの命がよみがえることは、とてもうれしいことです。ただし、すぐにというわけにはいかないので、お時間を下さいますように。

とのことです。
おそらく、自分でイメージされたものをつくるより難しいというか面倒な仕事ではないかと思うのですが、このメガネを受け取られた瞬間のお客様の笑顔が思い浮かびそうですね。

とてもいいお仕事だと思います。

めがね職人 Kさん&Mさんのブログ → 「めがね職人どっと。com」
めがね職人 Kさん&Mさんのお仕事 → 「辻岡眼鏡」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。

貴金属の加工職人 中野さん

2005 年 4 月 19 日

町の中をぶらぶら歩いていると、なんとも気持ちの良いリズムで「職人さんの手仕事の音」が聞こえてくることがあります。

カンカンカンと金属をたたく音。
トントントンと木を打っている音。

また、外にいると聞こえませんが、職人さんの仕事を間近で見ていると聞こえてくる「音にならない音」。

我輩は、これら職人さんの刻む一定のリズム – 手仕事の音や動作 – がとても好きです。

中野さんのブログからもまた、そんな「気持ちの良いリズム」が感じられます。

そんなこんなで、今回の職人さんは

貴金属の加工職人 中野さん。

身の回りで起きている日常のできごとを淡々と語られているのですが、余計な言葉がなく、素直に読み進めることができる記事ばかりです。ときどきポツリとつぶやかれる一言(オチ?)もおもしろいですよ。

そして、リズムに乗っていろいろ読み進めていくとこんな一文がありました。

(…略)酒は 立山 八海山とたっぷり呑めたし 一年間の楽しい思い出話に花が咲き楽しい4時間を過ごす事が出来た
幹事さんに乾杯といきたい。 → 全文はこちら

我輩のいる富山の酒 「立山」 がこのように書かれているとなんだかとてもうれしいですね。日本酒好きとしては。

貴金属の加工職人 中野さんのブログ → 「手仕事職人」

それでは、職人さんを探しに気ままにぶらぶらと...。